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執筆者の写真都志見 桂子

クレートが届いたので。。。

 秋田犬 ごうちゃんの3回目のトレーニングです。前回から少し空いて2週間ぶりにごうちゃんに会いましたが、やはり成長著しく、体が大きくなっていました😲

 今回はお散歩のトレーニングにも行ったんですが、クレートが届いたとの事でクレートトレーニングを主にしていきます。

 このクレートトレーニング、よく飼主さんから「自由に動けない、閉じ込めたりして可哀そう」という言葉を聞きますが、そんなことはありません。

お散歩も行かず、出して一緒に遊んだりもせずにずっとクレートの中というのは間違いです。

しかしワンちゃんが安心できる場所という認識が出来ていて、お留守番の時や遊んだ後にゆっくりできる場所として、寝るときなどにクレートを使うことはとっても大切です。

ごうちゃんは飼主さんに聞くとやはり、なかなか入ってくれなくて押し込むようになってしまいますとの事でした。

 ごうちゃん、今までクレートなんてもの知りません。知らない箱に押し込まれるのは人間も嫌ですよね!?

 まずはごうちゃんが進んで入ってくれるように誘導とクレートに入ると嬉しいことがあると感じて貰うことから始めます。

 おやつで誘導して、自分からクレートの中に入ってもらいます。

入ったらすぐには扉は閉めません。そこでバタンと閉めてしまうと閉じ込められたという気持ちと、その扉を閉まる音にビックリしてクレートの中が嫌な空間になりやすいです。

 クレートに入ったら、扉を開けたままおやつを詰めたコングを入れたり、誘導に使ったおやつを食べきるとごうちゃんが見てないところにおやつを投げ入れて少しの間、おやつを探すのに夢中になってもらいます。

 クレートの中は宝探しができる楽しい場所と印象付けていきます。クレートから入ったり出たりを繰り返して、スムーズに入るようになって、クレートにいる時間を延ばしていきます。多めにおやつを投入して、ごうちゃんが気づいてない時にそっと、扉を閉めます。

扉を閉めてからはずっとその中ではなく、また出たり入ったりを繰り返します。閉めっぱなしになってしまうと閉じ込められたように思わせてしまうので、出たり入ったりができる場所と認識してもらいます。

徐々に誘導するおやつを減らしていったり、入ることを躊躇なくできるようになったら、入る時に“ハウス”などの指示語を言います。

最終的にはこの指示語だけで喜んで入るように教えていきます。

 一つ注意なのが、クレートをお仕置き部屋にしないことです。お仕置き部屋にしてしまうとクレート=嫌な場所となり入るのを嫌がるようになります。

 クレート=楽しい、安心できる場所にしてください。そうすることにより、災害時、避難した際にクレートに入ることで少しでもストレスを減らすことができます。

 またお留守番の時も安心してお留守番ができるようになります。

 ワンちゃんにとって、安心できる場所を作ってあげることでもしもの時にとっても役立ちますのでクレートトレーニングぜひワンちゃんに教えてあげてください。





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