カウンセリングの際に聞いたお散歩の困りごとは
1.お散歩でグイグイ引っ張る
2.お散歩時に道にいるミミズやカエルの死骸を食べしまう
3.みなみちゃんの行きたくない方向に進もうとすると噛んでくる
というものでした。
1.柴さんサイズになると力がそれなりにあるのでグイグイ引っ張られるのは転倒したりとケガをする危険もあります。
2.拾い食いはワンちゃん自身の体に危険が及びます。大きなものを飲み込んでしまえばお腹が詰まって回復手術をしなければならないかもしれませんし、ミミズやカエルの死骸は不衛生ですし、寄生虫がお腹に入る危険性もあります。もちろん、一緒に生活をするご家族も寄生虫がうつる可能性が出てきます。
3.噛まれるのも徐々に強くなれば、恐怖で一緒にお散歩に出れなくなります。日々の生活が辛くなりますよね。
今回はこの3点の困りごとを直せるように進めていきます。
1.お散歩が大好きなみなみちゃん、スタートから勢いよく飛び出します🐺💨💨今まではそのまま、みなみちゃんについて行く感じで歩いていたお母さん。ついて行くとガンガン行くのが加速していきます。
お散歩に出ると興奮しているのと細いお母さんではみなみちゃんを力でタイミング良く引き戻すなんてことは難しくなります。
おやつと立ち止まることを上手く使いながらみなみちゃんを誘導していきます。
おやつを最初から見せておやつに食いついてくれれば、そのままおやつに注目させながら一緒に歩いてこまめに良い位置でおやつをあげていきます。
もし興奮しておやつに見向きもしない状態ならまずは立ち止まり、みなみちゃんについて行きません。みなみちゃんが行けないことに気づいて落ち着くまで立ち止まります。振り返ってこちらを気にしたらおやつを見せて良い位置に誘導してから歩き始めます。
おやつ好きなみなみちゃんはおやつに気づけばそちらに気が逸れます👍
2.おやつに注目すると自然にみなみちゃんの顔は上を向きます。アイコンタクトを取りながらしっかりと言葉でも誉めておやつをあげます。お母さん達の顔を見た方が良いことがあると教えて行きます。そうすると必然的に下を向いてミミズやカエルの死骸を探さなくなります🐸
3.おやつに釣られてくれるみなみちゃんは本当に有難いです。それだけでこちらについて来てくれるようになります。もちろんおやつの量は少しずつ減らしていける様にした方が良いですが、お母さんについて行けば嬉しいことがあって、安心という風に感じて貰えるようにこちらも接し方、指示の出し方をしていかなければなりません。
一回で全て解消されることはないのでこれからまだまだ練習は必要です。(今回の時には拾い食いも噛みつきもでませんでした👏)
みなみちゃんのお母さんも言っておられましたが「普段、お散歩中におやつをあげたことが無いのでタイミングが難しいです💦💦」
トレーニングで結構重要になるのがタイミングです。誉める、叱る、触る、声をかける、おやつをあげる等々、色んな事で必要となるタイミング。これがズレると全く伝わらないこともあります。
今までしたことが無いことをするって実はワンちゃんより人の方が覚えるのは大変だったりします😅ワンちゃんも練習、ご家族も慣れるまで繰り返し練習が必要になってきます。
今後も様子を聞いたり、見たりしながら練習の成果とステップアップをしていきたいと思います!!
お孫さんもトレーニングに参加してくれます!!
お嫁さんもいつもトレーニングに参加して頂いてますっ🙌
3世代でのトレーニング参加は有難いですし、みなみちゃん愛されてますね💕
Comments